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敬語の分類よりも対象を明確に

敬語の分類が5つになるのをご存知でしょうか。<記事

敬語が正しく使えないというのは確かに問題ですが、分類法を改めることでは何の効果もありません。まずは、誰に対して敬語が必要かを明確にすることではないでしょうか。

敬語を使う対象は「上司」「先輩」「客」「他人」「年長者」などで、どれか1つでも当てはまれば敬語を使います。個人や状況により差はありますが、決して人を上下に分けることではありません。

そのため、他人に道を尋ねる場合などは、相手が年下であっても敬語を使うことが望ましいです。もちろん、友人や家族に道を尋ねる場合は敬語を使う必要はありません。

また、中途採用で自分より後に年長者が入社した場合など、お互いに敬語を使いあうこともあります。少々の役職差があっても、他部署の人間には敬語で話す会社もあります。ご近所との会話も敬語が一般的です。教師間も敬語です。

「目上」を年齢だけで判断している人や、客なら店員に対する失礼な口調も許されると考えている人こそ、敬語を勉強し直す必要があるのではないでしょうか。

対象を正しく理解していれば、敬語は自然と日常に溢れてきます。

残念ながら、敬語に関しては、日本の学生よりも韓国人留学生の方が優れています。やはり、対象を正しく認識しているかどうかの差ですね。

 


この記事のカテゴリー:敬語 , comments(9)

コメント

ブログ村よりおじゃましました。
敬語の五分類。・・・ほんとに・・・ちょっと。
敬語って、難しいけれど
心持ちが表れますよね。
自然に、綺麗につかえるように心がけたいと思っています。
Comment by つぼみ @ 2006/10/27 11:10 PM
つぼみさん、こんにちは。

敬語に限ったことではありませんが、使わなくては使えるようにはなりませんよね。

学校で教師に対して当たり前のように使っていたら、敬語も単なる日本語の一部だったと思います。
Comment by 左近 @ 2006/11/01 5:19 PM
私の家では、家族どうしでも敬語をつかいます。我が家の昔からの習慣でして、祖父が父に父が祖父に敬語を使っていました。現在は、父が私に私が父に敬語を使っています。
成人になった時から父が私に敬語を使っています。成人したら、子でなく、別の人間である事を認める事になっています。
Comment by toki @ 2006/11/17 10:27 AM
tokiさんのお宅は、名家や家元のようですね。

家族間に仕事や継承技芸などの繋がりがあると、相手を一人前の人間と認め、尊敬する傾向が強まると思います。

また、日本に限らず、貴族と呼ばれる人達にも、そのような傾向があるように思います。

tokiさんの家系でも、そのような教育が脈々と受け継がれているのですね。素晴らしい家庭教育の存在がうかがい知れます。これからも継承していってください。
Comment by 左近 @ 2006/11/17 5:56 PM
学校教育よりも、家庭教育が崩壊しているのが、今の日本かも知れませんね。学問だけでなく、態度や感謝ということでも、どこかで誰かが手本とならなければならないと思います。
Comment by 左近 @ 2006/11/17 6:05 PM
敬語の対象について。
たとえば、百貨店などの店頭に「この商品のお取り扱いは終了しました」「婦人靴は2階でお取り扱いしています」などの表示を見ることがありますが、これは商品に対して敬語を使っていることにならないのでしょうか? お客様に対しては、むしろ失礼にあたらないのでしょうか?
Comment by みか @ 2007/08/18 7:33 PM
「お取り扱いしています」の「お〜します」は、「お持ちします」や「お調べします」と同じ謙譲語なので、正しいと思います。
「お取り扱い」の「お」は、「お酒」や「お金」と同じ美化語(丁寧語)なので、これも大丈夫だと思います。

ただ、私が店員だったら、「こちらの商品の販売は終了いたしました」「婦人靴は2階で販売しております」と書きたいです。
「取り扱う」というのは、「処理」のことですし、謙譲語を使うにしても、こちらの使い方の方がきれいだと思います。


それから、みかさんのEmailアドレスが公開されていたのですが、それで良かったのでしょうか。取り敢えず、迷惑メールの危険もあるので、同一文章で書き直しておきました。
Comment by 左近 @ 2007/08/18 8:09 PM
さっそく、ありがとうございます。勉強になりました。
「お取り扱い」という言葉には、どうも引っかかるものがあったのですが、敬語うんぬん以前に、「処理」という意味合いに
抵抗を感じたのかもしれません。「販売」を使うほうが、ずっときれいで、しかも分かりやすいと思います。

メールアドレスは非公開でお願いします。(公開されるとことになるとは思わず、入力が必要なものと思って打ち込んでしまいました。不注意でした。)ご配慮、ありがとうございます。助かりました。
Comment by みか @ 2007/08/18 9:41 PM
「お取り扱い」についてですが、恐らく「販売」だけでなく、「返品」や「問い合わせ」なども総合的に処理するという意味なんだと思います。

とはいえ、「危険物取り扱い」「銃器の取り扱い」「取扱説明書」のような危険な物や複雑な物に対して使われる単語を販売に対して使うのは、どうなんでしょうね。

私は今まで気が付きませんでしたが、こうやって改めて考えてみると、若干抵抗を感じます。
Comment by 左近 @ 2007/08/18 10:06 PM
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