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いい大人が「なあと思います」

「行きたいなあと思います」

最近、このような言葉を使う大人が増えたように思います。日本語としては正しいのですが、テレビのインタビューやビジネスなどの場面でも「なあ」を使うのは、いかがなものでしょうか。

個人の気持ちを言葉にする時、「なあ」が付きますが、どうしても子供っぽくなってしまいます。

 例:いいなあ、行きたいなあ

「と思います」を付けると意見になるのですが、「行きたいなあと思います」と言うのなら、「なあ」を取って「行きたいと思います」と言うべきです。さらに、意志を表す「行こうと思います」に言い換えることで、より大人らしい口調になります。

自分のことを自分の名前で言ったり、「母は」と言わず「お母さんは」と言ったりと、どうも子供の言葉遣いのまま成長した人が多いように思います。

子供っぽい口調が「愛らしい」のか「だらしない」のかは人それぞれですが、ある程度の年齢になったら、それに相応しい言葉遣いも必要だと思います。

 


この記事のカテゴリー:表現 , comments(3)

コメント

今度はこちらにお邪魔いたします。
左近様のブログは目の付け所が良くて、正しい日本語を再認識するための良い参考になります。いくつか記事を拝見しましたが、溜飲が下がりました。

スポーツ選手のインタービューを聞いていると、「なあと思います」という言葉が多いと感じます。
「次の試合ではリベンジしたいなあと思います」「次の試合に向けて頑張って行きたいなあと思います」など。スポーツの世界でそのような中途半端な意思の持ち方で大丈夫なのか?と思ってしまいます。

また、最近は「行く」だの「来る」だのをやたらに語尾に付ける言い方が蔓延しているのでウンザリします。野球中継は特に酷い。「ピッチャー誰々に替えて来ました」「外角のボールを打って行きました」など。どこかに行ってピッチャーを交換してきたのか?どこかに行って打ったのか?
Comment by jowaldner @ 2012/07/22 3:03 PM
サッカーもバスケットボールも酷いですよ。「確実に決めてきました」のような言葉を皆好んで使っています。

「てきました」と「ていきます」は動詞によって意味が異なり、意志動詞の場合は空間的な移動で、無意志動詞の場合は時間的な変化です。

 例:2塁ランナーも帰ってきました。
   6回から制球が乱れてきました。

アナウンサーはこの違いを理解していないのでしょうね。
Comment by 左近 @ 2012/07/22 5:13 PM
全く同感です。
最近は、「〜だなあというふうに思います。」がはやっているようです。変ですね。
Comment by taka @ 2017/04/21 11:01 PM
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