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日本語教育は趣味以上仕事未満

人生で多くの時間を費やすことと言えば、「仕事」と「趣味」と「睡眠」ではないでしょうか。「勉強」も「仕事」の準備と捉えると、人生の多くの時間を「仕事」に奪われているとも考えられますね。

では、「仕事」と「趣味」の違いは何でしょうか。私は「楽しむために活動すること」が「趣味」で「お金のために活動すること」が「仕事」だと思っています。極まれに「楽しんでお金も得られる仕事」に出会う人もいますが、それは理想でしかありません。

日本語教育はというと、「楽しんでお金がもらえる」と言えば理想的に聞こえますが、「趣味ほど楽しくないし、仕事としての報酬は不十分」という実情を考えると「仕事」と「趣味」の中間点でしかないと思います。「日本語教師には夢追い人が多い」でも書きましたが、職業としての現実は厳しいものです。

では「ボランティア」はどうでしょうか。ボランティア活動をしている人だからといって、皆がゴミ拾いをしている訳ではありませんし、皆が災害復興に駆けつける訳ではありません。基本的に好きなことしかしません。つまり「ボランティア」こそ「趣味」と「仕事」の中間なんですね。

ボランティアで日本語を教えている方がたくさんいらっしゃるように、日本語教育というのは「ボランティア」向きの活動なのかも知れませんね。

そう考えると、この現状を変えない限り、日本語教師が職業として成り立つことは難しいように思います。

 


この記事のカテゴリー:日本語教育 , comments(2)

コメント

初めてコメントします。いつも楽しみに拝見しています。職業としての日本語教育者がいるからこそ、趣味とは違う第2言語としての日本語が考えられたり、作られたりするのだと私は信じています。・・とはいえ、報酬という意味で現状は厳しそうですね。
Comment by まつこ @ 2006/08/06 5:57 PM
準備の大変さを考えると、報酬は家庭教師以下ですからね。

まつこさん、これからもコメントお願いします。
Comment by 左近 @ 2006/08/07 3:13 PM
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