<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 世界のマナー | main | 幼児語の前の言語 >>

日本人は外来語の発音が変?

1歳の姪がいるんですが、皆が「まんまたべる?」なんて幼児語で話しかけているのを聞いていて、「2度手間じゃん」と思ってしまいます。

同じことが外来語でも起きますよね。普段使っている外来語も、英語の場合は英語の発音で覚えなおさなければなりませんからね。そうなると必然的に、日本語学習者は日本式の発音で覚えなおさなければなりません。面倒ですが、この両者の「手間」は、仕方がありません。

例えばビタミンですが、英語の発音と違うので「覚えるのが大変だ」とか「(たいてい韓国人ですが)日本人はおかしい」と言う人までいます。外来語も日本語と理解してくれるといいんですけどね。

でも、カタカナがあるだけ日本語は分かりやすいと思うのですが、どうでしょうか。中国語や韓国語などでは、外来語と分かるまでにも時間がかかりますし、ヨーロッパの言語が英語に混ざっていたら、書き間違いだと思うかも知れません。

言語も文化ですからね。外国語学習には二度手間かもしれませんが、それで日本語の文化を変える必要はないと思います。

最後に付け加えますが、ビタミンはドイツ語なんですよね(ドイツ語もVitamin)。正確な発音まではわかりませんが、英語経由で入った言葉とでは、発音が違って当然です。

 


この記事のカテゴリー:外国語 , comments(8)

コメント

はじめまして。
娘が赤ちゃんだったころ、私は「幼児語を使うのはやめよう」と思って、わりときちんとした日本語で話しかけていました。

でも、今は正直、どっちでもいいかな、という気持ちです。
ま行がいちばん言いやすいように、やっぱり幼児の世界には幼児に心地いいことばや音があるんだから、その世界を味わって成長するほうが、もしかしたら深みのある人間になるのかな、なんて。


わたしは校正を仕事にしていて、ここには惹かれる記事がいっぱいあります。
今日の夜中にでも、ゆっくり読んでみますね。
Comment by かもいぬ @ 2006/07/04 10:21 PM
かもいぬさん、初めまして。

校正のお仕事をされているなんて、すごいですね。

日本語教師は(基本的な)日本語を教えるプロ、アナウンサーは日本語を話すプロ、作家は文章を書くプロですが、その文章を直す人ですから、正に日本語のプロです。

それから相互リンクサイトに登録くださり、ありがとうございました。お互いのサイトを行き来する人が増えたらいいですね。
Comment by 左近 @ 2006/07/04 11:48 PM
初めて拝見致しました。
私はコールセンター勤務経験があります。
センター勤務では、グループでシフトを組んで空き時間を作り聞き起こしディスカッションを行います。お互いにいい所悪い所を指摘しあうのです。
そこで必ず指摘される言葉が「〜なんですけれども。」です。
アナウンサーからもしばし聞かれます。
この言葉を使用する事によって、話し手は会話を切れません。相手に「なんですか?」と質問されても仕方ないのです。しかし、説明などを行う際、つい使用してしまう言葉のようです。

この記事に対するコメントでは無くなってしまいましたが
いかがでしょうか?
Comment by めりも @ 2006/07/05 12:54 PM
めりもさん、初めまして。

申し訳御座いませんが、質問の意味が理解できませんでした。もう一度、書き直してくださいますか。

まず、「〜なんですけれども。」は間違った日本語ではないと思うのですが、その何を疑問に思っていらっしゃるのでしょうか。

次に、「話し手は会話を切れません」とありますが、聞き手の誤りではないでしょうか。

それから、「相手に『なんですか?』と質問されても仕方がないのです。」とありますが、具体的な例で書いていただけませんか。

この質問に限ったことではありませんが、質問や疑問に関しては、誰かが私に代わってお答えくださっても構いません。「1(左近)対多」でコメントし合うより、「多対多」の方が良い回答が集まりますからね。
Comment by 左近 @ 2006/07/05 10:49 PM
校正の仕事は、正しい日本語というよりも、媒体に合ったことば、という傾向が強いと思っています。

はやりの表現でも、A誌なら書き換えるけど、B誌なら許容範囲、といった具合で。


ところで外来語ですが、どんなものでも使われる言語の影響を受けますよね。
それがない文化はかなり危うい。
そこまで含めての文化であって、それを消してしまうグローバルな視点はいいとは思いません。

韓国語だって、英語のFの音はPになって、「ファッション」が「ペッション」になるし、それが韓国語らしさ。

以前は「風邪のビールスが・・・」と言いましたが、今はビールスとは言わず、圧倒的に「ウイルス」ですね。

ビールスはドイツ語でしたが、コンピューターのほうが一般化してしまったので、医学系のことばとしての役割もかわってしまったんでしょうか。
Comment by かもいぬ @ 2006/07/07 5:49 AM
校正では媒体に合った言葉が必要なんですね。学習者のレベルに合わせた説明をする日本語教育と、共通するところがあるように思います。


外来語のことですが、日本人は日本人が話す外来語と元の言語の発音が違うということを理解していますが、韓国人は英語と発音が同じと本気で思っていますからね。「coffee」も「コピ」だと思っています。

3つの言語を知ると、色々なことが分かってきますよね。
Comment by 左近 @ 2006/07/07 12:42 PM
はじめまして。時間がかかりましたが全部読ませていただきました。面白いですね。

1年半前の記事にコメントするのも変かもしれませんが、もし気づかれたら返信していただけると嬉しいです。

「例えばビタミンですが、英語の発音と違うので・・」
(カタカナで書くとすると)米語では「ヴァイタミン」、英語では「ヴィタミン」です。ドイツ語経由で入ってきたとは知りませんでした。

「「(たいてい韓国人ですが)日本人はおかしい」と言う人まで・・」
ということは、韓国でも日本と同様にアメリカ英語が教えられているのですか?
Comment by Aya @ 2008/01/06 7:08 PM
韓国の教育は頻繁に変わるそうなので、年代によっても違うのかもしれませんが、「バイタミン」と言う人が多いと思います。

いくらか前までは、「東京」も「トンギョン」と言っていたそうです。
Comment by 左近 @ 2008/01/06 10:22 PM
コメントする