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理系的思考

問1:35×45=
問2:25×17×4=
問3:1から10までの和は55です。では、61から70までの和は?

理系の方なら、どの計算も10秒あれば暗算で解けるのではないでしょうか。

理系的な思考の特徴として、論理性が挙げられます。公式という正しい法則のみを積み上げて解答を出す数学という学問は、まさに理系科目の象徴です。学問以外でも、自分の手によって相手がどう指すのかを論理的に思考する将棋は、理系的思考ゲームの傑作といえます。

他に、より楽な方法を真っ先に検討するのも、理系的思考の特徴にあると思います。冒頭で示した計算でも、理系的な思考ができる方は、何か簡単な方法があるのではと考え、理系的な思考が苦手な方は、面倒そうだと考えたのではないでしょうか。

問4:Yahoo知恵袋に面白い内容があったのでご紹介しますが、これも理系の人なら読み終わってから数秒で解けます。該当記事
200m離れたA点とB点があり、A点に犬、B点に人がおり、人はA点に向かって秒速2m、犬はB点に向かって秒速4mで同時に移動しだす。ただし、犬は人に出会うとターンしてA点に戻りだし、A点で再びターンしてB点に向かいだす。人がA点に達するまでの間、犬は結局どれだけの距離を走ったか?

問5:これも読み終わってから10秒程度で解くことが可能です。
3%の食塩水と8%の食塩水を混ぜ合わせて5%の食塩水を100グラム作るには、3%の食塩水と8%の食塩水をそれぞれ何グラムずつ加えればよいか。

日本語教師の世界は圧倒的に文系の方が多いので、感覚的な意見もしばしばです。大学院で日本語教育を学んだ先生も年々増えてきていますが、もう少し理系出身の教師が増えた方が、日本語教育全体としては良いように思います。

以下に白い字で解答を書いておきました。どうしても答えが分からなかった方は、Ctrl+Aなどでご覧ください。

問1:35×45=(40−5)(40+5)=1600−25=1575

問2:25×17×4=25×4×17=100×17=1700

問3:(60+1)+(60+2)+…(60+10)=60×10+55=655

問4:結局犬は人がA点に着くまで移動し続けるのだから、移動時間は同じ。歩く速度が2倍なのだから移動距離も2倍。つまり400m。

問5:完成させる食塩水との濃度の差は2%と3%だから、3対2の比で混ぜ合わせればよい。つまり、3%の食塩水を60グラム、8%の食塩水を40グラム。


 


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幼児語の前の言語

外来語の記事の中で幼児語の話をちょっとしましたが、今回はその続きでもあります。

「ママ」は最も発音しやすい単語で、赤ちゃんが真っ先に話せるようになる単語でもありますよね。でも、それらの幼児語より、もっと早く習得可能な言語があるそうです。

それが赤ちゃん用の手話「ベビーサイン」です。

テレビで初めて見た時は、本当に驚きました。手話で会話できるようになったチンパンジーの話は有名ですが、言葉が話せるようになる前の赤ちゃんにでも手話は可能なんだそうです。

ノーベル賞ものの凄さだと個人的に思っています。意志伝達が難しいと思われていた1歳未満の乳児とのコミュニケーションを可能にするんですからね。

「同じ2度手間なら幼児語よりもベビーサイン」が近未来の一般的な言語教育かも知れませんね。

 


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「エビちゃん風」「ビール風」の次は「アメリカ風」?

○○風は本物に似せた物の意味、ようするに偽物です。

「聖子ちゃん風の髪型」「エビちゃん風の女の子」は分かります。しかし、「ビール風アルコール」「革ジャン風ジャケット」などが受け入れられているのは、何故でしょうか。

これらは「良い物を安く生産して、良い物を安く購入してもらう」という日本式の処世術と捉えることもできますね。ただ、ここで重要なのは、「本物」と「良品」と「偽物」を区別して認識できるかだと思います。

実際に、「日本のビールは薄いですね」という外国人の意見を何度か聞きました。彼らは「発泡酒」や「第3のビール」の存在を認識していなかったようです。存在を認識していなかったら、「良品」とも認識できませんからね。

同様に私達日本人も、外国人講師による英語教育が「アメリカ式英語教育」か「アメリカ風英語教育」かを認識しなければならない時期だと思います。講師が母国などで英語教育について学習と経験を積んだ人なら「本物」ですが、実際はどうなんでしょう。

私は「第3のビール」が開発できた日本なら、日本語と英語をよく理解した「日本式英語教育」も開発できると思っています。「本物」にこだわって「偽物」が混ざるよりも、日本らしく「良品」にこだわってもらいたいです。

 


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