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日本語教育は趣味以上仕事未満

人生で多くの時間を費やすことと言えば、「仕事」と「趣味」と「睡眠」ではないでしょうか。「勉強」も「仕事」の準備と捉えると、人生の多くの時間を「仕事」に奪われているとも考えられますね。

では、「仕事」と「趣味」の違いは何でしょうか。私は「楽しむために活動すること」が「趣味」で「お金のために活動すること」が「仕事」だと思っています。極まれに「楽しんでお金も得られる仕事」に出会う人もいますが、それは理想でしかありません。

日本語教育はというと、「楽しんでお金がもらえる」と言えば理想的に聞こえますが、「趣味ほど楽しくないし、仕事としての報酬は不十分」という実情を考えると「仕事」と「趣味」の中間点でしかないと思います。「日本語教師には夢追い人が多い」でも書きましたが、職業としての現実は厳しいものです。

では「ボランティア」はどうでしょうか。ボランティア活動をしている人だからといって、皆がゴミ拾いをしている訳ではありませんし、皆が災害復興に駆けつける訳ではありません。基本的に好きなことしかしません。つまり「ボランティア」こそ「趣味」と「仕事」の中間なんですね。

ボランティアで日本語を教えている方がたくさんいらっしゃるように、日本語教育というのは「ボランティア」向きの活動なのかも知れませんね。

そう考えると、この現状を変えない限り、日本語教師が職業として成り立つことは難しいように思います。

 


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「じゃんけん」は教えても、「グーパー」は教えない

日本語教師は、ありとあらゆることについて説明を求められますが、厄介なのは、答えがないものです。

誰かを決める時に「じゃんけん」をしますね。この「じゃんけん」は日本全国で通用し、また利用する機会も多いので、適当な機会に導入します。

しかし「じゃんけん」では、多人数の場合はなかなか決まりませんよね。そんな時、何をしますか。「グーパー」をしますか、「グットッパ」をしますか、「グーチョキジャン」をしますか。どれも大体同じ内容を指していますが、名前にも掛け声にも答えがありません。答えがないものの説明は困りますね。

因みにネットで調べてみましたが、こんな例がありました。「グーパー」「グーパージャス」「グーパージャン」「グットッパ」「グッパーグッパーグッパでホイ」「グッパでホーホーホー」「グッパでホーホーホイ」「グッパでホイ」「グーとパーでわかれましょ」「グーチョキジャン」「グーチー」

一般的なのは「グーパー」みたいですが、私は「グットッパ」しか分からないので、この方法は学習者に教えないようにしています。ですから、面倒ですが「あみだくじ」を作っています。

 


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年少者にも有効!web上のテキストに自動でルビを付ける

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、web上のテキストに自動でルビを付ける方法をご紹介したいと思います。

http://trans.hiragana.jp/ruby/http://nihongo.u-biq.org/

方法は簡単です。上の赤いアドレスの後に目標のアドレスを入力するだけです。

それでは実際にこのサイトにルビを付けたものを見てみましょう。⇒ここ

デザインが損なわれてしまう場合があることと、固有名詞などに正しいルビが付かないことなど、多少難もありますが、概ね正確に表示してくれます。

適当なサイトを読解テキストとして活用したり、漢字の読み方の練習に活用したりと、工夫次第では色々と使えると思います。もちろん年少者がインターネットを見る際に利用するのもいいですね。

 


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